4.地方議員観光推進協議会
平成20年4月には、国土交通省観光局が、経済産業省などの一部を加えて昇格し、「観光庁」となる。
又、平成19年10月12日に、金沢地区の観光に関する情報交換会を地方議員の有志と、市内の観光団体の代表とで行ったことは、先の【ひろと日記】で記述した通りです。
その折、一致して観光の重要性を認識し、次には市内の要所を視察するということを約束致しました。
平成19年12月21日に、県議の有志を新たに加え、市議有志と観光関連団体代表とともに、バスにて要所を視察しました。
参加者は、金沢に住んでいながら、金沢を知らなかったということを新たに認識し、大変有意義な内容であったと、口を揃えてその成果を称えた。
その報告内容は次の通りです。
金沢市内観光事業主要機関視察報告書 PDF
5.鳥獣類害防止連絡会
県内には、鳥獣類害防止対策に関する団体は少なく限られた地域にあるのみです。
何れも熊、猪を中心としていて、金沢市、白山市、小松市、加賀市の4市で事務連絡、情報交換をする事務スタッフの組織である。
先の【ひろと日記】で記述した通り、鳥獣類とは他に猿、鳥、鴨などを加えると能登地区を初め県内全域に該当し、その必要性を痛感します。
平成20年度予算で、農林水産省は鳥獣類害防止対策費と併せ駆除に必要な経費、資格を取得するため等に助成をすること等を初めて計上する予定であると云われております。
本会は、ハード事業をする機関では無く、情報と連絡を密にすることを主として、石川県全域を対象に、石川県鳥獣類害防止連絡会と称し発足したいと考えている。
順次、市町単位に市町と農協、森林組合、猟友会とで地区支部として組織化をすることが望ましいと思う。
6.銃砲火薬類取扱連絡会
我が国は、銃規則が強く、使用には極めて厳しい注視の目を向けられていた故であった。しかし、昨今、銃による事件や事故が相次ぎ、国民の不信や不安を掻き立ててしまった。
去る平成19年12月18日に、緊急に県内の鉄砲火薬類の団体代表者が、相集り対応を協議した。そのまとめは次の通りです。
県鉄砲火薬類取扱連絡会 まとめ PDF
又、その後も銃による事件が相次いでいることから、警察当局の調査追及や確認が厳しく実施されている。
次には連絡を密に有志による銃砲火薬類取扱連絡会を発足することを望んで止まない。
7.サイン計画と必要不可欠な道路
県外へ行った時、初めての道路を走った時道案内の看板の必要性を痛感する。確かにナビゲータがあってもその位置、方向性に必要不可欠である。
しかし、看板もある程度規制も必要であり所によっては景観を損なうものも多く、快適なドライブをする上に、スマートな中にその役割を果たせるように設置して貰いたい。
特に、複雑なインターには、解り易く、見易いようなサイン計画を立てて、実施して欲しい。又、当時平面図を基にし安全性と交通量とその流れを推定して、設置したインター周辺に大きな変化と利便性から必要不可欠とされる取付道路を広範囲なエリアで熱心に求められている。
私は、その必要性を実感し、関係当局にしっかりとアプローチをして行かなければと思っています。
8.区画整理事業
全国的に、他事業と比較すると区画整理事業は急速な普及率となり、都市計画道路など幹線道路や、下水道事業などを併せて、急速な勢いで実施されてきた。
その地域に対する役割は極めて大きく、それぞれの〝まちづくり〟に大きく貢献し、一つのまちを形成している。
しかし、どの事業区でも保留地の処分に悩まされ、頭を痛めている。そして、スーパーなど大型店の誘致には、どの地域でも同じような形で求めているように見える。
事業が完成して、数年経っても、未だ保留地が40%を占めるという箇所があるように、それは、次の地域へのステップを踏み憎くしている現状にある。
6〜7年前に、区画整理事業のピークの折、この地域でも声が掛かり検討したが、ここ位はこのまま農地として残そうということで話が納まっていた。
ところが、世代の交替と浅野川の向いが区画整理事業で見違えるように変わったため、俄かに煮詰まってきたもので「事務的負担が掛からないように」と、「10人の地主が揃って参加すること」の二つを条件としての考え方でした。
当初、民間の開発行為で計画をしていたが、不可能と理解し、唯一可能とされる区画整理事業で実施することにしましたが、現在、減歩率と保留地の扱いで問題が先送りされ、凍結している。
事業許可も、ハードルが高いが向い地域と山側環線との一体化をするための橋梁建設と市道延線が不可欠とされることの現実を認識し、将来の価値観を考えるならば、近い内に善い方向で結論が出ると信じています。
9.建築許可(構造)申請
近年偽装事件が相次ぎ、チェック機能やシステムの甘さを指摘されたことから、関係者には見直しが迫られた。
法律の遵守と規則の履行を徹底したことが原因となり、許認可を受けるには数倍、時間が掛かるようになった。
悲鳴をあげたのは建設業界だけでは無かった。句論、建設業界とは、建築設計、建築業、電気設備、空調関係、資材器機業、他に諸々となります。
従来の計画で進めていた鉄工、自動車業界では、時間が掛かる事によって大幅な見直しや計画中止の事業所も出てしまった。
その為に、経済が停滞し、景気に及ぼす影響が甚大となり、改善が迫られた。
何れにしても中途半端な法律や規則では対応出来なく、もっと実態にあった国民から求められる正しきものに、早急にして頂きたい。
10.金沢能登連絡道路
昨年8月4日に、国会議員や国交省本省道路局と、整備局の局長などの臨席を仰ぎ、華々しく起工式をした、金沢市粟崎〜内灘町大根布間三、四キロを直線化する工事に、“まった”が掛った。
「道路騒音で馬が暴れ、乗馬クラブの運営が成り立たなくなる」と県を相手に、金沢地裁に工事差し止め訴訟を、起こした。
「以前にも道路計画が発表された折に、図面を見たい」と相談を受けた覚えがある。
去る、8月4日に起工式が決まってから慌ただしくなり、「どういう考え方で、計画が進められているのか、図面を見たい」と社長自身が尋ねて来られた。
次の機会に、県の土木部長等と市の整備局長等にアポを取り、V10社長と、金沢リンクスの支配人を同行して案内をした。
平面図を見られて以前のもの等、今日までの中で、どうも納得出来ないようであり、特に県の土地であったものを、市経由でコマツの予定地に売るようになっていたことが不信感を呼び、次への行動と移って行ったようだ。
そこから訴訟を起こすことを決意し、弁護士等と相談の上、資料収集をし、裏付けをもして、4ヶ月間掛ったようです。
家裁へは年末に訴訟手続きをしたその足で、私のところへその報告と名前がニ、三出ることの理の挨拶に社長がこられた。
新年明けて、社長親子にある所で会った折に、「マスコミに知れ、騒がしくなるでしょう」と私に云われた。1月8日に、県へ仁義を切って、1月10日にプレス発表をするとの挨拶をしたことを、当日、名古屋から上京中の私に社長から電話があった。
私は7日からプレス発表も、社長が発表当日、県内に居ないことをも察知していました。
何れにしても、私は道路の必要性に対しては「必要であると考えていること」と、併せて「音に弱い馬に、どうしたら構造的な変更に基づいて、両者が納得出来るよう結論を出せるか」が、焦点であると思い、何とか解決(和解を含め)を願っています。
1月10日(木)〜11日(金)のプレス記事は、次の通りです。
新聞記事2008/01/10夕刊〜01/11朝刊 PDF