県猟友会創立40周年記念行事などに臨み
去る平成20年5月16日(金)に、市内ホテルで40周年記念行事が執り行われた。
記念行事に先立ち、通常総会が、代議員と被表彰者の出席,、並びに、来賓として、関係官庁から臨席の上、開催された。
今年の総会には、昨年に引き続き、参加した私は、初めて正式に、顧問としての出席であることから、些か緊張した。
平成19年度の事業及び、決算報告、平成20年度の事業計画、予算案について慎重に審議され、何れも原案通り、可決決定された。
特にクローズアップされた主な事業の報告があった。
1)一つ目は昨年10月に、山岳地帯の行方不明などの捜索について、猟友会が地域に詳しいことから、情報提供と捜索隊に加わり、協力する旨の協定書を、全国で初めて、県警本部と猟友会によって執り交わされた。
2)二つ目は、昨年末から今年に掛けて、県内外での銃砲による事件、事故等、事案が相次ぎ、国民に大きな不安を与えて仕舞った。許可銃を受ける関係5団体が相集い、平成20年3月に、「県銃砲関係連絡協議会」を発足し、初代会長に、当会会長が就任した。
尚、4月に県警本部に於いて、関係5団体の代表が安全宣言をし、その姿勢を示し乍ら、堅く誓った。それぞれ、保持者は、心を新たに、一日も早い信頼回復を目指して、行動を起こしたものだ。
又、通常総会終了間際には、昨年に続いて代議員の一人から発言があった。
内容は、後退する後ろ向きなもので、出席者全体の空気から察すると、話の内容については、歓迎していないように見えた。中身について、私には能く理解出来ていませんが、あの場での議長の終結裁定に対し、どうも理解(了承)しているとは思えなかった。
「内外諸般の事情等で、猟友会に纏わる昨今の状況から察するには、大変、厳しいものが山積みされており、今こそ、猟友会員は”心を一つ”にして、この難局を乗り越えなければならない時にある。もし、終着するために、私の出番が必要であれば、いつでも中へ入り、早急に解決すべきと考える・・・。」
又、総会終了後には、私にニコニコ笑って、近づいて来られた被表彰者がいた。
民謡の新年会で出会い、「タクシーベイについて、金沢市は不整備であり、ドライバーが前方から、目で捉えて乗車するように整備すべきである。」と私に注文を付けた方であった。
更に、当日には、猟犬石川支部の県で相談を受けたので、精査して対応するよう秘書に指示をした。
【40周年記念式典】
創立40周年である筈だが、もう既に組織化されて、43年目に入っているにも拘らず、今年、あえて執り行うことには、何か訳があるに違いないと察知した。
しかし、40周年の記念であることから、前日、副知事に、有害(防除)編制隊(公的活動)についての相談に伺った折、臨席をお願いした。秘書課と環境部で調整して、OKが出た。
当日は、式辞で会長が、「感謝の心と、組織の強調」を訴え、続いて、知事、大日本猟友会長、県猟友会長と節目の表彰式が挙行され、祝辞は、副知事、県警生活安全部長、大日本猟友会長、県猟友会顧問の私が順に申し上げ、40分くらいで式典を納めた。
【記念祝賀会】
17時45分から記念祝賀会が開宴された。
冒頭、会長が「正義の挨拶」を短く申し、乾杯は環境部長の音頭で威勢良くし、祝宴に入った。 私は、全テーブルを回り、挨拶をして、次の会場へと途中退席をした。
一つの節目を大切にして、次へのステップを踏むことが、組織の充実発展に繋がることを、関係者は、今一度、悟ったに違いないと思った。
頑張ろう、猟友たちよ!!