我が石川の象徴、「零峰白山」を眺望する峯々は、綿帽子を被り、辺りは、紅葉 真っ盛りの今日此頃、文化薫る11月「霜月」の此の日に、白山市立河内小中学校統合40周年記念式が、多くの関係者のご臨席、ご出席の下に、挙行することに対して、心からの、感謝とお礼を申し上げる次第です。
思えば、この40年間は「変化と未曾有の期間」であったようです。
詳細は、記念誌でのご挨拶の通りで、「政治」や「経済」も、そして「自然災害」をも、歴史に残る、想像を絶する出来事に、見舞われた「心の重い」年月でした。
さて、本河内地区に於いても、時代の流れに然って40年前に統合を手掛けられたのは、当事の旧河内村の宮道村長、中田議長、上山教育長などの、「今日の礎」を築かれた方々であり、村内の内尾・久保・江津の三小中学校を統合されたものでした。
この間、500名以上の卒業生を送り出し、そこには「沢山の皆様」の「まなびの指針」や、「血と汗」「笑いや涙」の結晶が有り、構築された「歴史や伝統」については、いつまでも、忘れてはならないと思うものです。
尚、40周年記念事業は、一年前に同窓生、卒業生、学校、PTA関係などが、中心となり、実行委員会を設立し、更に分科会に分けて、望んで参りました。
この間に関しては、幾度も集まり、それぞれ与えられたことを、真剣に取組み乍ら、この日に向けて、集中して参りました。
特に、大きな支えとなります広告費は、各位の「理解と協力」がなければ、なりませんでした。賛同して頂いた河内町民や、教職員・卒業生の皆様並びに、関係機関、そして、多くの「企業や団体」の皆様に心からの、お礼を申し上げます。
更に重視致しましたのは、記念誌と卒業名簿の「資料の収集と企画」でした。
関係者の皆様には、感謝を申し上げます。私に、連いて来ていただいた、総ての実行委員に、この場をお借りして、“今日までのご苦労と真摯な行為”に、感謝とお礼を申し上げます。
終わりに、3・11の東日本地区大震災並びに、全国各地での自然災害に見舞われた被害者と被災地の皆様に、心からのお悔やみとお見舞いを申し上げ、「頑張ろう日本」と「人と人の絆」を合言葉に、本会場から、精一杯の「真心(まごころ)と元気」を発進して、ごあいさつと致します。
平成23年11月5日
河内小中学校統合四十周年記念実行委員会 委員長 田中 博人