2010/12/13 月曜日

6.宇宙をさ迷う政府与党・・・!「微弱な体質と戦略」

 “迷走する政府与党”何度か新聞のタイトルとして活字になったことか、「方向も、リーダーも」見えない、正に、完全に自信を失った姿である。さて、根無し・・・の微弱な体質を国民に見透かされ、さらけ出してしまった政府与党は、“経験不足”と“情報不足”と“官僚の対応”など、堕落してしまったことでの「戦略の失敗」と云える。

 前項に記述したことは、昨今の“国民の声”であり、政府与党への“信頼と期待”が裏切られたことに対しての、“悔しい思い”である。

 “待ったなし”の「国政」、“停滞が許されない”「国民生活」、“生きた高度な情報が求められる”「外交」、一寸の隙の無い緊張感の中で舵取りしなければならない。

 正に残念で歯痒い与党の動きである。その要因を分析して見た。

1)野党時代の視点、人間関係、情報などは、オールラウンドで無く、特定の人の考え方と情報不足からであったと云うこと。
2)前提を基本にした“選挙公約”や“マニフェスト”を「葵の紋」であるかの毎く、絶対的であると掲げている。先の総選挙での国民の示した結果(考え方)は、“マニフェスト”を信頼しての支持では無く、“政権交代”をさせたいと願ってのものであった。
3)二年前に比べ、財源(税収)が9兆円位減である。にも拘らず、真に“国民の求めている声”を正確に聞くことの出来ない組織、病んでいる心(野党時代の延長「自然に身に付く」)、的確に捉え、敏速に指揮する司令塔の欠如である。
4)「政治主導」の取り扱いの勘違いとちぐはぐな官僚の存在。

 さて、「政治主導」と言い切り、あらゆる決定を主として、バッチ組で行うことは危険であり、有頂天になっている。正に、自惚れとしか思えない。
 前項に対して、「国民の支持」を貰えるには、適正な情熱と経験からの実績が無くてはならない。
 今日まで半世紀以上に渡って、政権を担当してきた自民党を「悪」と挙げ、共に行動してきた官僚を同罪と見て全く聞き入れない体質に疑念を覚えたものです。

 何分にも、革命に近い「政権交代」をしたことは間違いない訳ですが、内外、特に、国も地方も停滞なく日夜働いていることから、今日までの予算や国と地方の仕組みを破棄して零から遣り直しをすることが出来なかったことです。
 従って、“無駄を排除”し、「組織や予算」を仕分けをして、財源を見い出すことの姿勢は、「国民の支持」を得たが、既設の機関や実績を積んで運営している中から捻出することは、限界があり、無理があった。

 もっとも、“頭の良い”見識豊かな官僚の考え方や使い方のちぐはぐさが、多くを起因している。
 初めての経験(政権交代)から官僚も戸惑いがあったものの、彼等は意識改革をし、国家、国民のために、「共に働く」思いが強かった筈であった。それには、暫く与党としての経験を積み、的確な情報と慣例から来る判断の検証を作る指導経験、官僚との信頼関係の構築を最優先とすることでした。

 焦らず、徐々に拙速しないで「政治主導」を「建前から実」に変えて行く戦略が大切であった。
 しっかり政権を握って行けるのか、その期待感から国民は、諦め掛けている。
 しかし、零では無い、今一度、原点に返り、純な気持ちで、間違いを詫び、遣り直しをすることが今、ベターと云え、否、ベストである。
 そして、国民はきっと許すであろう・・・。

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